常日頃よりたいへん御世話になっております。

内科外来ならびに一般内科領域の入院加療を担当しております津田守弘と申します。

私は、『日本東洋医学会認定 漢方専門医』の資格を有しております。

これまで通り、一般内科の外来診療と入院診療を継続いたしますが、漢方治療を希望する患者様にとって有意義な情報をご提供するために、『漢方内科』の標榜を開始しました。

一般社団法人日本東洋医学会ホームページによれば、20239月の時点において、『日本東洋医学会認定 漢方専門医』は、【専門医数】 1948名 と記されています。

日常的に漢方薬を処方する医師はきわめて多い状況にありますが、『日本東洋医学会認定 漢方専門医』は、1948名に限られています。

『漢方内科』とは、主に漢方薬を用いて治療を行う診療科です。

漢方薬は、自然界に存在する植物や鉱物などの生薬を組み合わせて作られた薬剤です。

当院においては、エキス剤と呼ばれる顆粒などの漢方製剤で、保険適用されるものを中心に診療を行います。

漢方特有の診察方法でもある脈診・舌診・腹診なども取り入れ、西洋医学とは異なる東洋医学的視点から、さまざまな症状の改善を目指して治療を進めてまいります。

①一般内科疾患に関して、西洋医学的治療に東洋医学的治療を加えることで、さらなる改善を期待する場合

②冷え症や倦怠感など、従来の西洋医学的治療では改善に限界がある場合

③副作用により、西洋医学的治療による改善が不十分な場合 

などが、漢方診療による効果が期待できる領域であると考えております。

『漢方内科』に関しまして、何卒、よろしくお願い申し上げます。

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日本東洋医学会認定 漢方専門医   津田 守弘